「なぜ考えがしっかりしているのか」と言われたので考えてみた
最近、初めて会った人に「なぜそこまで考えがしっかりしているんですか」と言われたので、考えてみるために書いてみます。
その場ではサービスを運営したことで、「全体的に身についたからじゃないですかね。」と答えましたが、考えてみると少し違いましたね。
ただし、しっかりしているわけではないと思います。
本を読む
ひたすら本を読むことで、人の考えをみることができると思っています。
人の考えから、自分が共感や必要と思ったことを積み重ねてきた結果はかなり大きいと思います。
個人的には、ビジネス観だとこの二つですね。
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じゃあ、なぜ本を読むようになったのか?
学生時代
漠然とサラリーマンになって、毎日通うのがいやだと感じていたため、どういう働き方があるのか結構気になっていた時期ですね。できれば働きたい時に働けるようになりたかった時期です。
なにをすればいいのか本当にわからなかったですが、もっと活動をしていればよかったです。
就職初期
最初に就職した時期は、リーマンショック等があり信頼していた上司がどんどん辞めていった時期でした。ものすごくショックでしたし、給料もあがらないのでどうしたらいいのか迷いましたね。
その時期から、どういう仕組みになればお金を稼ぐことができるのか興味があり、お金に関する本をよく読むようになった気がします。
エンジニアとしても、毎月1万円ずつ本を買うようにしたほうがいい。というアドバイスもあり書籍による勉強を促してくれる人が近くにいたので、真似してみた時期があります。
勉強すればするほど、新しい事柄は面白く、ある程度のところまでいくと大体同じことが書いてあるように思えてきます。同じことが書いてあるということはそれは真実である。という思いがあり、いろいろな本を読むようになりました。
多分このあたりから、ちゃんと自分で考える力を意識して「なぜ」をよく考えるようになったのだと思います。
就職して3 ~ 4年目あたり
がむしゃらに働いていた時期だと思いたいですが、成長に詰まっていたと感じていた時期だと思います。
ビジネスをよく考えるようになったのはこの時期の影響が大きいのかなと思います。・
この時期によく一緒にいた人から影響をかなり受けたのではないかと思っています。仕事に対する価値観やどうしたらいいと思う?という質問からよく考えるようになったと思います。
仕事において、人生において、メンター(師匠)という存在は大きいですね。
最近よく思うようになりました。
特に営業周りのことが多かったため、システム以外の部分での考えが身についたことがよかったです。
いまだに営業の人と会話をしていても、「この人甘いなぁー」とか思うぐらいだから、少し戦略的な考えが身についたんだと思います。
転職してから
転職してからも、ありがたいことに話をしていて面白い。と思える人がいたため、ビジネスをどうしたらいいかや、会社内でどういうことをしたらいいか。を本音で喋れる人がいたことはありがたかったです。
本音で話せない状況は、個人的には変な制限がかかるため成長しなくなると思っています。
また話をしても噛み合わない感じだと、会話が発展しづらいこともあり、話し合いがちゃんとできる人がいるのは大きいですね。
個人的な結論
- 本を読む
- 本音が話せるメンター
この2つが必要だと思っています。
本を読むことで、色々と人の意見を聞くことができるため、考えるきっかけにできます。ただし本だけだと偏る可能性もあります。
そこでメンターの人が必要だと思っています。
メンターの人にしたいと思える人は大体、いろいろな知識があり、質問をすれば返答が帰ってきますし、いろいろと考えるような質問をしてくれます。(そういう人を探してください)
ということで、必要な人と関わることが重要だと思います。
あと最近ではチャレンジすることも大切だと思います。自分がやったことがないことにチャレンジをし続けることで、価値観が広がる。これは今とても必要だと感じていることです。チャレンジという言葉を選んで良さそうな意味にしていますが、仕事上はなんでも首を突っ込んでみること。という意味だと思っています。
チャレンジすることで、できることが広がる可能性もあるし。どんどんチャレンジする文化を会社がもってほしいですね。
まずは本を読む文化を作って欲しいです。