開発を10年以上してきましたが、最近初めてコードレビューを行いました。
いかにいままでチームで仕事をしていなかったか。
簡易なコードレビューならありましたが、プルリクエストでコードレビューと承認のプロセスを行うことは初めてで色々調べながら対応をしていきました。
とりあえずやってみる
レビューを依頼されたためまずやってみることにしました。
なにをしたらいいか基準がない状態でおこなったので、とりあえずセキュリティとして問題ないことを確認することに意識をさきました。
結果として実施した内容は不要な改行の削除や、namespaceの間違いの指摘になりました。
かなり時間がかかったこともあり、コードレビューの意義や意味について一度考える必要がありそうだと思い、色々と調べてみることにしました。
なぜコードレビューが必要か考える
コードレビューが必要な理由ってなんでしょうね。
プロセスとして必要と言われればそうですが、確認せず承認することもできてしまいます。
じゃあ、コードレビューではなく、設計のレビューをサンプルにレビューについて考えました。
レビューを行う理由は、作る内容のチェックや方向性の確認、また必要な内容はあるか、不要な内容はないか。など作るフェーズに移る前の「チェック」が主な役割だと思います。
ではコードレビューはなにをするのがいいのか。
とりあえずは「チェック」を意識するといいのかな。
責任を分散することになるのかな?というぐらいの意識でした。
参考になった書籍
コードレビューを意識してから読んだ本になりますが、よかったです。
コードレビューについて事例が書かれています。
レビューサイズと分割
レビューの仕方で生産性が全然ちがうことを読みました。
・レビューするコードはできるだけ小さく ・頻度を増やす
意識していなかったことでした。
機能ごとにプルリクを出していたので、機能によってはかなり大きかったと思います。
本を読んだ段階では、そこまで変わるのか、手間が増えるだけじゃないのか。とか思いましたが、実践してみないとわからないことだと思いました。
意識することは重要
いつも思いますが、問題意識があるだけで情報のインプットの質は変わるものだと実感します。
本やWEBの記事をみてもコードレビュー系の内容を素通りしていましたが、いまでは実務に活かせるか考えながら読むようになっています。
インプットだけでなく、実際に行動することも重要なので、レビューについて提案していきます。