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「「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書」を読んだ

本は漠然と読むだけでは効果がない。どう本を読めば効果がでるのか、工夫がいろいろと書いてあります。

意識する

仮説を立てる。学ぶ内容を意識する。まずはこれを意識する。

このあたりは速読と似たものがありますが、意識することで入ってくる内容が変わります。なにを知りたいために読んでいるのか、仮説と同じかどうか、意識して読むことが重要。

記者になる

なるほど。と思いましたね。

質問するためには内容を理解する必要があり、深く読み込む可能性が上がりますね。

講義でも内容を理解している場合の質問と、わからない状態での質問ではなにを聞きたいか明確に変わってきます。わからない状態での質問は、「先ほど言いました」とか「書いてあります」で終わりそうですが、理解している状態でさらに聞きたい内容を質問できれば、他の人も聞きたい内容になることが多いでしょう。

いい質問ができる人はいい意見も出せる人だと思います。発言する人になれるため、意識することはかなりいいと思います。

本のパラレル読み

これは他でも聞いたことがあり、同じジャンルの内容を複数読んだほうがいい。という内容ですね。

本は筆者の考えが書かれているため偏っている場合があったり、書かれている分野が狭いことがありますね。

複数の筆者の考えを読むことで、検証ができたり、考察ができるようになります。

自分の考えを持てるようにすることが重要ですね。

複数の本を同時に読むことで復習にもなり、知識の定着に繋がるとも説明されています。考えれば、たしかに復習になっていますね。かなり有用な方法だと思います。

議論をする

これはやってみると効果がわかります。

人と議論する場合に説得する要素が必要になり、理由や自分なりの意見を説明する必要があります。言葉にするのは意外と大変で、説明することで整理されることは多いです。

理解していない部分が見つかったり、相手の意見から気にしていなかったことが気になったり、いろいろと面白いです。

「なんとなく」で回答する人とはやらないほうがいいです。「なんとなく」で否定を繰り返されると、議論にならないため相手を選ぶ必要がありますが、真剣に議論してくれる相手がいると面白いです。

感想

かなり飛ばして読みながら1時間で読みました。ページ数的にはもう少しかかりそうな本です。

どういう本を読んだ方がいいか。の説明も載っていたり、いいボリュームだと思います。

「東大思考」「東大作文」も書いましたが、同じ作者さんですね。読み終わったら感想書いてみます。

パラレル読みの復習って意味は新しい発見でしたね。たしかに複数読むことで同じことが書かれていれば法則なんだろうな。という理解と、1冊では理解できなかった内容が知識量が増えることで理解できるタイミングがあるため、同じジャンルを複数読む良さは意識していました。

最近はまた本を読むようにしているため、意識してみます。