後輩指導で気をつけていること
後輩とほとんど関わらずに仕事をいままでしてきたつけでしょうか。業務がしんどいです。
ちなみに部下という存在はいままでいたことがありません。
え、役職なんてもったことないけど。人の評価なんてしたことがないけど、10年ぐらい社会人できてます。
世の中的には、あまりいい人材ではないんでしょうが、まったく気にしてないです。
プログラムやシステム構築は一通りできますし、会社の上の人より会社のことを考えていると思う部分もあるし、現在の業務や改善などで価値がある、そういう存在でできるところまで行くつもりです。
ただ短い時間ですが、後輩がいたときもあり、常に意識していることはあるので書いてみます。
この会社だけで働ける人にはならないように意識させる。どこでも通用する人に。
いま所属している会社でしか働けなくなると、その会社がだめになった時になにもできなくなる可能性が高くなります。
自社しかみてないと、できることの選択肢としても一気に狭まると思います。
どこでも通用する人のほうが、会社としても重宝すると思います。
じゃあ、具体的になにをしているかというと、
- 世の中の技術情報や動向の話をする
- 働き方の話をする
- 作ろうとしたものの考えた内容を話す
- いまやろうとしている改善の話をする
- だれが会社で力があるかを見極めさせる
- どう思う?と聞く
世の中の技術でこういうのがあったり、世の中はこういうサービスがあっていい感じに使えるよ。とかこのサービスのこのUIいいよね。真似してみようか。などといろいろと見せることを意識します。
働き方は、こう自分は考えている。ということが多いですが、こういう機能追加したら利用者がどう使ってくれるか考えてみたけど、よさそうだよね。とか世の中の人が楽になりそうだよね。とか自己満足だけじゃない方向での話し合いを意識してます。
あとはこうなったら世の中が面白いよね。とか、自分たちが楽になるよね。などのアイデアを話します。
どこかで逆に僕に提案するようになったら、いい関係性になったのかなぁーと実感はしますね。
コードを教える。とかは、ほとんどないかな。さすがに最低限の部分だけかな。セキュリティとか。
その辺りは正直、現場によって大分違うから考え方や自分で動くことを教える方がいいと思っています。
本当は会社以外の人を紹介するとか勉強会に一緒にでる。とかがいいのかと思いますが・・・僕があまり人と関わらないからやらないです。
まぁ、前提として僕はどこにいっても通用するのか??ということもありますが、いまの会社である程度のところまでいっているから他の会社でも十分通用するだろうな。ぐらいの気持ちはあります。会社所属前提の話がすこし嫌になってきてますが。
やりたいことはなにかを聞く
これは僕がやりたいことしかやりたくないため、人にも聞くようにしています。
よくこれしかできないからこの仕事をやる。という人もいますが、できればやりたいことを仕事にするほうが楽しいだろうと思って聞くようにしています。
一緒に働く人がよければある程度の仕事はいいと思っている部分はありますが、やりたいことがある場合はできるように仕事の配分を変更することもできます。
コードが書きたいという人には、コードを書いてもらいながら設計やコードの工夫などを教えたり情報を共有するようにするし、企画がやりたいならいまの仕事時間中にアイデア出しの時間や世の中の事例の紹介などの時間を作ります。
経営がやりたいなら、この現場を辞めるようにいいそうですね。寄り道する必要ないと思うし。
できれば楽しく働いてほしいのと、能力を伸ばしてほしいので、やりたいことの方が自分から動くでしょ。という考えです。
会社で働く上で適正はある程度あるけど、結構誰でも時間をかければできるようになると思う。
会社の仕事って、プロスポーツ選手とか芸能人とかにしかできないことではないので、大体の人にできることまで最適化されるようになっていると思う。人によって要領の良さとかはありますが、会社でやりたいこととかはある程度支援できると思う。
さすがにいままで突拍子もないことをいう人がいなかったからできると思ってる節はあると思う。
早く帰れ
言い方が悪いですが、あまり残業をしてほしくはないです。(僕はすぐ帰ります。会社より家の方がはかどるから。)
限界を知ってほしい。という点は否定しませんが、会社のみで限界を越えると潰しが効かなすぎるので。
自分が潰れた経緯もありますが、できれば会社とそれ以外で頑張るほうがどこでも通用する人になると思います。
会社でやっている仕事が自分のやりたいことなら、頑張れ。と応援しますが、仕事があるから残って頑張るぐらいだったら、頑張りすぎないようにしてほしい。
頑張り屋さんほど、相談をしないから気をつけている。
ある程度のところで、後輩の仕事を手伝うと思う。
ただ関わってきた期間が短いから、あまり手伝うことはなかったかな。
なんだかんだ優秀な後輩ばかりだったんだと思う。ある程度関わる人には恵まれているんだよなぁー。
フォローはとことんする
失敗はしてもいいと思っています。というか失敗はすればいい。
フォローはできるようにしておきます。(余裕をもつように。と思いたいですが、正直いっぱいいっぱいな仕事の仕方を結構します)
またむちゃなことを言う人はどこにでもいます。できないことはできないと言うのが、誠意だと思っています。
お客さんだからなんでも言うことを聞くと思うなよ。仕事なんだからいいものを作りたいんだよ。ほかにもいいアイデアの機能があるんだからそっち作りたいんだよ。と思っていますが、いわないようにフォローします。
まぁ、僕を信用しているお客さんの場合なので、レアケースですね。
僕の上司が結構フォローしてくれるので、真似をしたい。というお手本として意識している点ですね。
最悪、会社が責任とるからどんどんやろうぜ。が最近のよかったセリフですね。(作戦「ガンガンいこうぜ」だと思った)
それでいいと思う。
社内でもフォローする
そこまで悪いことを考える人が少ないと思いたいですが、いろんな人がいます。
自分のために人の足を引きずろうとする考え方をしている人もいます。
世の中にはいます。自分に不利なことがあると自然と人のせいにする人はいます。本当にいるとは思っていなかったけど、会社にいたから驚きでした。
あれで自分はそんなことをしたことがない。というから本当に関わりたくないよ。
本当にできるだけそんな時は手伝うようにしたり、できることを確認します。
評価する立場じゃないけど、あういう人だけは評価者になってほしくないけど、年齢いってるから評価者になる。会社と言う場所は本当に怖いです。
正直、後輩がほしいわけではない
会社が発展する上で人が増えるのはありがたい。発展するということはいろんなことができるようになるので。
一緒に働く人はほしいです。
ただ、それはいろいろと刺激しあえる人だったり、自分ができない分野をできる人や、任せられる人と働きたい。
基本的に自分で考えている人で、会話をしていてそんな考え方があるんだ。と思える人と働きたい。
そんな人なら年齢とかどうでもいいかな。
ただ年下でそこまでの人が会社に入ってこないのが悲しい。ついでに年上でも同じです。
普通に会社で働いてるだけだと考えないよね。会社が悪いよね。としか考えないと、どうすれば会社がよくなるか、世の中がよくなるか考えないよね。
いまの会社には何が必要なんだろう。。。難しい。。。