ドキュメントを読む文化を根付かせたい
タイトルにある通り、「ドキュメントを読む文化を根付かせたい」と常々考えておりなにか仕組み化できないか考えているところです。
なぜドキュメント
「わからない」「できません」「調べたけど出てきません」
よく言う単語でした。部下を持ったことがないのでよく聞く単語ではないです。
知識も多くない中で自分で解決しようと試行錯誤しても時間ばかり欠けていた時期だったと思います。いろんな人に頼る中で自然と「ドキュメント読んだ?」と言われる機会が多くなり、ドキュメントを読むことが多くなりました。
公式ドキュメントにやり方は載っているが、ピンポイントであたりがつけられないためwebでの検索に頼るケースが多くなると思います。
最初から全てできる必要はないので、webでピンポイントで解決している記事を見つけるのもいいと思います。
ただ多くの仕事をしていくと自ら応用を効かせる必要が出てくる機会も出てきます。
機能を理解していれば応用することも可能だと思っていますが、機能を理解していないのに自ら応用できる力はないと思います。その結果、人に頼る結果になるのでしょうが、できれば自分で解決していきたい。
ということで「基礎を身につけてほしい」のが理由になります。
頭の良い人の特徴
会社にいると学歴は関係ない。という人がたまにいるが、良い大学(偏差値の高い)を出た人たちには正直かなわないな。と思う機会が多くあります。
- 知識量
- 勉強の仕方を知っている
- 集中力
- 探究心
- 1を説明すると10を理解する
学校の勉強は基礎を学習しているのであって社会に出ての応用ではないと思っています。基礎の知識は考え方により活きる機会が多いと感じています。
学校の勉強は基本的に教科書だと思います。
できる人は教科書をしっかりと読み、理解しながら繰り返し取り組む人が多い印象です。
プログラマを書いていると、言語の教科書は公式ドキュメントであり公式ドキュメントを読むことが最初に行うこと。になると思います。
「この人書ける人だなー。」と思う人は公式ドキュメントは一度は読んだ人が多く、PHPやgolangをやる時には自分も読むようにしました。
ブログ記事やQiitaの記事を困った時に検索で解決するのも良い文化ですが、基礎があることで自分で解決する力が格段に上がると考えています。
必要な知識を必要な時にちゃんと吸収できる人。が個人的には頭の良い人。だと思っていますが、いろんな基礎知識があるだけでこの作業が早くなるのも事実だと思っています。
実際に聞いた例
良い大学からエンジニアの会社にインターンできていた子が、最初はプログラムすら理解していなかったが教えていくと飲み込みが異常に早く即戦力になったらしい。
その子はまず公式ドキュメントを全部読んでから仕事に取り掛かっており、基礎が公式ドキュメントにあることを理解していたみたい。
まぁ、一例です。
方法
- ノルマ式
- 輪読会
- 参考リンクを貼るときは、公式ドキュメントを貼る
仕組み化するには時間を用意するのと目的意識を持つこと。だと思っています。
意味がない。と思っている人を巻き込む場合は特に工夫が必要になりますね。
例えば、実務で経理をしていない人に経理の勉強を推奨してもただ本を読むだけになりそうですが、実務で必要な場合には実際のケースと合わせて勉強していくでしょう。
あまり人を巻き込んで取り組むのが好きではないので、勉強したことをブログで一個一個書いていこうかな。と今は思っています。
ドキュメントを読む大切さを理解してほしいな。と思い書いてみました。