ICカードを利用したアプリを開発するために技術検証中です。
ソニー 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S380
- 発売日: 2012/10/10
- メディア: Personal Computers
SONYのPasoriを使ってみようかと記事を検索してみると「nfcpy」が結構出てきたので触ってみようとサンプルを実行
raspberryPiと接続確認
raspberryPiとPasoriを繋いでみます。
pi@raspberrypi:~ $ lsusb Bus 002 Device 001: ID 1d6b:0003 Linux Foundation 3.0 root hub Bus 001 Device 003: ID 054c:06c3 Sony Corp. RC-S380
lsusbで確認すると、Sony Corp. RC-S380を確認。認識していそうです。
繋ぐだけでいけました。
インストール
nfcpyをpipでインストール
pip3 install -U nfcpy
ソースファイルを取得
git clone https://github.com/nfcpy/nfcpy.git
サンプル実行
examplesにサンプルがあるため、サンプル実行して確認してみます。
cd nfcpy sudo python3 examples/tagtool.py
実行後、カードリーダーにICカードを載せるとカード情報が表示がされます。
pi@raspberrypi:~/nfcpy/examples $ python3 tagtool.py [nfc.clf] searching for reader on path usb [nfc.clf] using SONY RC-S380/P NFC Port-100 v1.11 at usb:001:003 ** waiting for a tag ** Type2Tag 'NXP NTAG213' ID=0000000000000 NDEF Capabilities: readable = yes writeable = yes capacity = 137 byte message = 0 byte
読み込むだけなら簡単っぽいですね。
sudo をなくす
sudo vi /etc/udev/rules.d/nfcdev.rules
SUBSYSTEM=="usb", ACTION=="add", ATTRS{idVendor}=="054c", ATTRS{idProduct}=="06c3", GROUP="plugdev" # Sony RC-S380/P
ファイル作成後に再起動することで、sudoをする必要がなくなります。
Device Pathの内容を設定するみたいですね。
雑記
開発自体はmacで行いました。