AWSのロードバランサーはELB,ALB,NLBがあります。(NLBはかなり最近のアップデート)
ALBのなにがいいのか
ApplicationLoadBalancerという名称です。
ALBはURLのパスまたはHostでサーバーの切り分けが可能になっています。
具体的な話をすると、
1台のサーバーで複数のサービスを運用している場合、サーバーの分離をするためにサブドメインやドメインの取り直しなどをする方法がありますが、利用者へ通知する必要があるため移行が大変です。
そんなときにALBなら、ホスト情報そのまま別サーバーへアクセスを移動できるようになっています。
便利です。素敵な機能です。
必要ない人は必要ないかもしれないですが、個人的にドンピシャで有効な機能でした。
設定方法
まずターゲットグループの設定を行います。
ターゲットグループはロードバランサーのメニューの下にありますが、こちらで分離するグループごとにターゲットグループを作成します。
ターゲットグループにインスタンスを紐付けることができるので、必要なインスタンスを紐付けてください 。
次にロードバランサーを作成します。
作成する際にALBを選択して作成します。
作成する際に最初のDefaultのターゲットグループを指定します。これは切り分けのルールに当たらない場合はこのサーバーへルーティングするようなものです。
ターゲットでHTTPやHTTPS(必要であれば)を作成して、ターゲットグループを設定できるようにします。
ALBにターゲットグループを設定する際に、HOSTやPATHが設定できるようになっており、分離したいルールを指定することで分離できます。
アクセスのログはターゲットグループを見ることで確認できます。
簡単です。
ただ問題になりそうなこと
ほかのクラウドサービスもこういう機能はあるのだろうか。
これが標準なのかどうかがわからないため、別サービスへ移行する際には悩みどころにはなると思っています。
いまはAWSで十分のため問題ないが、他のサービスに移行することになった場合大変かな。
当分はAWSで楽しみたいです。