docker-composeで設定ファイルを変更した場合「up」コマンドを使用する
docker-composeでnginxの設定ファイルを書き換えた際に、反映させるために停止して起動させる場合があります。
その際に「restart」コマンドで実行しても、反映されないため注意が必要となる記事です。
restartコマンドは、サービスの再起動のため現在作成されているコンテナをそのまま停止起動させます。
restartコマンドで設定が反映されるミドルウェアもdocker以外であればありますが、dockerにおいては設定が反映されません。
upコマンドを使用する
upコマンドの説明に構築、作成の部分があります。
サービス用のコンテナの構築、作成、起動、アタッチを行います。 既に実行している場合は、このコマンドによってリンクされているサービスも起動します。
ここで設定ファイルなど変更点があった場合に反映をさせているのでしょう。
docker-composeは実行時の処理をキャッシュしているため、変更がない場合はそのまま起動できるようにし、早い起動を可能にしています。
設定ファイルを変更した場合には、upコマンドでやり直しましょう。