デザインの授業を受けていたことが意外と仕事に活きていること実感するようになった
現在プログラマとして、システム開発を主にしていますが、大学時代は情報デザインという分野の専攻でいろいろ授業を受けていました。
情報デザインとは、UXみたいなものです。体験に重きをおいたデザインを考え、問題を解決する方法はどんなのがあるかを考える授業が多かったです。
「誰のためのデザイン」とか、バイブルだったと思います。

誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)
- 作者: ドナルド・A.ノーマン,D.A.ノーマン,野島久雄
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 1990/02/01
- メディア: 単行本
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あの頃のしんどかった出来事がなければ、考える。という力も弱かったかもしれないと思えば、いい思い出です。
情報デザインを学んでいましたが、社会にでてプログラマになっている状態です。なんか意味ない感じするなぁ、と思っていましたが結構社会に出てからも活きていることが多かったので、書いてみます。
ツールが使える
まず大学にイラレやフォトショがあり、自由に使用できたため使い倒しました。プレゼン資料つくったり、ロゴ作ったり、デザイナーみたいなことを必死でやっていました。
いまだに同じようなツールであれば、ある程度使用できるため画像処理やロゴの作成のときに自分で手直しできるのがすごく便利です。
会社で画像を作ったり、個人的なサイトのために作るときに躊躇しないで対応できたりします。
結構人に依頼するプログラマをみますが、簡単なやつだったら自分でやったほうが提案まで早いし、役にたつと思いますね。
ただブランドイメージとか本格的なやつになると、専門でやっている方に依頼したほうが絶対にいいです。
ベジェ曲線が普通に使える
これだけでだいぶ違うんじゃないかな。
イラレじゃないとできないと思っている人が多数なのか、できない人が有料ソフトを使いたがります。
別に重度に使用するわけじゃないなら、フリーソフトで十分だと思います。このあたりは機能を知っているからこそだと思っています。
※画像処理するためにFireworksじゃないとできないとか思っている残念な社員もいましたが、世の中はもっと色々あるんだと知ってほしいです。
デザイナーの人と話せる
最近のデザイナーさんはUXを大事にしている印象が強く、どう使ってほしい、どういう体験をしてほしいか。を話あえるのは楽しいですね。
ちゃんと解決したいことを話し合って、使う人がどう考えながら使用するか。考え方が違う場合が多いので、話し合うのが楽しいです。
話をしていると、デザインを知らない。とか思っている人は、すべて丸投げしようとするから、困るみたいです。
できれば丸投げしないように、ちゃんと意図を伝えて、相手が納得するまで話をしてあげるべきですね。
どういうコンセプト、なにをしようとしてる、なにを伝えたい、制限事項はなに、ぐらいは話をしてほしいです。
エンジニアでも一緒だけど、同じ会社で働いてるんなら悪いことも言い合えるメンバーだと素敵ですね。
デザインに手を出してみよう
ちゃんと教えてください。といえば、入門編はすぐできると思います。なにごとも同じ。極めることが大変なだけです。
ノンデザイナーズ・デザインブックは誰が読んでも為になると思います。
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できること、考えることが広がる要素になると思うので、人にばかり依頼している人は一度自分でもやってみるといいと思います。
やってみれば、いろんなことを見る必要性にきっと気づいてくれると思います。
まずはインプットが大事です。